無農薬にこだわった本格米焼酎「若造(わかぞう)」は多くの紹介をいただいております。
福岡県宮若市の若手農業者七人でつくる「宮若4Hクラブ」(安田久雄代表)が今年も無農薬米焼酎「若造」を完成させ、今月から同市内の酒店など約三十カ所で約千九百本の販売を始めた。
同クラブは、地元産米のPRと地域おこしを目指し、二〇〇五年から毎年、自分たちで農薬や化学肥料を使わずに栽培した「夢つくし」を焼酎にし、販売している。臭みがなくさっぱりとした飲み口で、若い女性にも好評だ。ホームページ(HP)を開設してPRしたところ、愛知、広島県など遠方の注文も増えた。
同クラブはこの取り組みを昨年八月、第十九回全国農業青年交換大会で報告。特別賞にあたる「エミール・フェンガー賞」を受けた。
今回の焼酎には、昨年秋に収穫した千三百二十キロの米を使用。一本七百二十ミリリットル入りで、アルコール度数二五度が千六百円、同四三度が二千八百円。八月にも追加出荷する予定。安田代表は「これまでで一番良い米ができた。宮若の豊かな自然の恵みが凝縮された酒をぜひ飲んでほしい」と呼び掛けている。
問い合わせは宮若市観光協会=0949(55)9090。
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