無農薬にこだわった本格米焼酎「若造(わかぞう)」は多くの紹介をいただいております。
自家栽培米で焼酎「若造」を製造している宮若市の若手農業者グループ「宮若4Hクラブ」が、来年の焼酎用の無農薬米の栽培を始めた。同クラブは、来年の若造の出荷量を今年の二倍に増やす計画で、生産にも力が入っている。
同クラブは、同市内の三十歳以下の農業者でつくる。地元産米のPRと地域活性化のため、昨年、焼酎づくりを始めた。今年は約千三百本を製造し、五月に宮若市内の酒店など三十店で発売すると、二週間で売り切れる人気ぶりだった。
米の品種は、地元産米「夢つくし」。来年は、焼酎に約千二百キロを使用する計画で、今年初め、メンバーの小川内一広さん(二八)=同市原田=の水田約三十五アールに田植えをした。無農薬栽培のため、メンバーは、除草剤の代わりの米ぬか約三百五十キロを、水田にまんべんなくまいていた。
同クラブの安田久雄会長(二九)は「今年もおいしい焼酎を作って、多くの人に喜んでもらいたい」と張り切っている。
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