無農薬にこだわった本格米焼酎「若造(わかぞう)」は多くの紹介をいただいております。
2年前から地元産無農薬米を使って焼酎造りをしている福岡県宮若市の若手農業者団体「宮若4Hクラブ」が今年も自慢の焼酎「若造(わかぞう)」を完成させ、今月から市内の酒店など30ヵ所で販売を始めた。昨年は2週間で売り切れたため、今年は製造量を2600本に倍増させた。
同クラブの会員は、市内の30歳以下の農業者7人。地元産米のPRと地域活性化のために2005年から、無農薬栽培した福岡県産米「夢つくし」を熊本県多良木町の酒造所に送り、球磨焼酎の製法で蒸留してもらっている。
「若造」は「若造が造った酒」の意味で、若さで宮若を元気にしようという思いを込めた。「甘くて飲みやすい」と好評ですぐに品切れになるため、今年は製造量を2倍に増やした。4月中に1300本を販売し、残りを8月に製造、出荷する予定。
同クラブの安田久雄会長(30)は「今年も満足な出来栄え。自然豊かな宮若産米の素晴らしさを味わってほしい」と呼びかけている。
1本720ml入りで、アルコール度数25度が1600円、同43度が2800円。
問い合わせは宮若市観光協会=0949(55)9090。
Copyright (c) MIYAWAKA 4H Club All rights reserved.